蓬莱峡RCT
2017 / 09 / 11 ( Mon )
2017年9月10日  蓬莱峡RCT   吉、伊

 朝は幾分涼しくなったが、日中はまだ暑い。今日は久しぶりに半日岩登り練習をした。
 複数のパーティーがおられたので、我々は主にランペ下フェースや凹角で練習、伊君にもリードしてもらった。何度も来てる割には凹角左や小屏風東面など未だ登ってないルートがあるので今後の楽しみ。
 生瀬駅でビールで小乾杯して帰った。来月からアイゼン練習もしましょう。

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CRUX大阪
2017 / 08 / 06 ( Sun )
2017年8月6日  CRUX大阪 伊、吉

 伊君、久しぶりじゃないか、ということで10時に江坂のCRUXに集合。
 皆さんフリークライマーが多くて、グレードも相対的に難しい。でも、2階に面白いボルダー壁が出来、改装後初めて訪れるので新鮮だった。
 今日は暑い、暑い、暑い、36度か!!体重絞られたかと思ったけど、帰宅途中にビール飲んだら意味ないかね…。
 
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三尾山 東壁
2017 / 07 / 16 ( Sun )
2017年7月15日   三尾山 東壁   西、吉

 「東壁」というとなんかカッコいいが、要は藪岩尾根登りになった。この山は舞鶴自動車道で丹波市を走っていると、低山だが鋭角的な山並みが見える。ピークが3つあり、東側に岩があってゲレンデになっていると聞いて訪れたいと思っていた。だがネットで調べても詳しい情報がない。まあ行けば何とかなるだろう。
 この日は全国各地で猛暑日を記録した「酷暑」。登山口から汗だくだくである。まもなく小屋と「山岳訓練所」の看板があり、スラブ状の岩がある。ボルトが随所にあるが、傾斜は緩くロープを出すまでもない。とりあえず直上すると灌木。目印に沿って踏み跡を上がる。しばらくすると下のほうにゲレンデのような岩が見えるが、下降路がわからん。ボルトもランダムにあるが、もはや適当に上がるほかない。
 まもなく切り立った岩が出てきて、ここでロープを出す。上部はハングだが、回り込めそうだ。下部はしっかりしたハーケンがあるが、核心部には支点がない。このフレーク、剥がれんか?と考え込んで岩にしがみついているうちにくたびれてくる。ここで怪我したらいかん、とトラバースして藪に突入。緊張と藪漕ぎでかなり披露した。汗びっしょりでどうも具合が悪い。軽度の熱中症か。そのあとも岩を巻きながらよれよれ上がっていく。荷物も重い。明らかに過剰装備、もっていけばいいというもんじゃない。
 普段厳しい現場調査で酷暑の藪山に慣れている西さんは僕と鍛え方が違う。12時過ぎにようやく東峰に到着した。ぐったり。ズボンについたマダニが僕にお疲れさん、と声を掛けてくれた。こりゃイカン。
 もっとすっきり行けるルートがあるのかもしれないが、情報がないので仕方ない。
 普段頭で都合よく考えてるのと実際の厳しさは違う。今回は酷暑、低山、藪岩尾根、という超不快な山行、西さんありがとうございました。私はこういう悪条件下でもしっかり動けるように反省しきり。

下部の岩場
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動けん・・・・
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蓬莱峡RCT
2017 / 06 / 25 ( Sun )
2017年6月24日 蓬莱峡RCT  西、吉

 梅雨の晴れ間を利用して岩登り練習。ここの岩場は広いので、講習会等で混んでなければ基本の練習に良い。今日も数パーティー練習していた。大屏風は右フェース、ランペ下~大根おろしフェース辺りで、リードを交代して練習した。
 小屏風は正面のハンガーボルトが打たれているルートは結構微妙なバランスがいる。右側の斜上するルートも、傾斜が緩いのだが、支点がなく、クラックも外斜しているので、カムがはまらない。1か所セットできるところがあって少しホッとする。とにかく慎重にしなければ。最後は凹角ルートを登って終わりにした。
 小屏風の裏のフェースで練習されておられたので、見学。ここも比較的新しいボルトがあり、ルンゼルートとか面白そうだ。今度ぜひ取り付いてみよう。
 今日は知り合いの方に多くお会いできたので、少し嬉しかった。
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剱岳:扇沢~源次郎尾根
2017 / 05 / 22 ( Mon )
2017年5月2日~6日  剱岳:扇沢~源次郎尾根  藤・西

 3月の始め頃、藤さんから「黒部横断」の話があった。難しいのは承知の上、なかなか興味深い提案ではないか。4年間の継続業務が一段落ついて無気力の極みだったが、ちょっとやる気が出てきた。黒部横断について調べ始め、併せてボッカ練習も開始。「黒部横断」と一言で言っても、色々なルートが設定でき、そのどれもが一般的なルートと言えるものではなく、突破するって感じが何とも魅力的だった。手始めに、五竜-S字峡-仙人山-剱岳-早月尾根という計画を立ててみたものの、我々のスピードでは相当の日程が必要で、具体化は難しいなー、と一旦振り出しに戻り・・紆余曲折あって、黒部ダム-内蔵助平-真砂沢ベースで、剱岳(源次郎尾根)と池ノ平に行ってみようという「黒部横断 西半分」計画と相成った。
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■5/2夜、大和高田を8時半頃に車で出発。扇沢に3時前に到着。車中で仮眠。
 
■5/3、6時前に扇沢の駅に行ってみるが既に長蛇の列。始発の6:30には乗れず、7時のトロリーバスに乗り込んだ。黒部ダム駅で降りた登山者は単独行者を含め4パーティだった。多数の観光客から離れて淋しいほどに静かだ。
 準備をして8時出発。黒部川まで下りて川沿いに歩く。雪が多く、谷の出合がある度にデブリが川を埋めており、スノーブリッジとなって川を渡れる。水位も低いので現状では徒渉も可能だ。しばらくは歩きやすい右岸の平場を選んで歩き、内蔵助谷の出合の少し前でうまい具合に左岸にわたることができた。
 9:30 内蔵助谷を登り始める。明確なトレースがないので歩きやすそうなルートを探りつつ歩くが、雪が腐っていて難儀する。12時前に内蔵助平(くらのすけだいら)に到着。黒部駅から同行となった単独のスキーヤーは、ここでテント泊とのこと。おそらく今夜はこのだだっ広い雪原でひとりぼっちだろう。
 内蔵助平の緩い斜面を歩くうち、藤さんの足の調子が悪くなってきた。少し長めの休憩をとった後、ハシゴ谷乗越の急斜面にとりつく。谷を行く夏道とは異なる尾根ルートに明確なトレースを先行の4人パーティが残してくれていたので登りやすい。14:30にようやく乗越を越える。ここから下りになって楽になるかと思っていたが、腐った雪に嵌まるばかりでなかなか進まない。1時間ほどで剱沢に合流するも疲労困憊。最終日の下山時にこのルートを取ることも想定していたが、この腐った雪面を登り返すことは考えたくない。
 剱沢には人の気配が全くなく、不気味な雰囲気が漂っている。直ぐに真砂沢ロッジが見えると思っていたのに、ロッジがどこにあるのか判らない。ロッジを探しながら沢を登ると、真砂沢出合付近に雪で埋まった平場があった。おそらくロッジは雪の下にあるのだろう。ここにテントを張る。
 
■5/4、今日は源次郎尾根へ行く日。早朝出発。長い一日の始まり。
  源次郎尾根の取付に到着。明確なトレースはない。ルンゼの長い雪面を登り始める。アイゼンは効くが、足をしっかりと置ける場所がなく休むことが出来ない。「誰も登っていないのか」と思っていたら、単独行者がルンゼの上部からクライミングダウンしてきた。一峰まで行ったが、調子が悪いので下山してきたとのこと。この下山者のトレースは、強く蹴り込んでいたため、ステップが大きく大変登りやすい。以後、これを利用させていただく。ルンゼは上部で左右に分かれており、この右俣にトレースは続いていた。通常登るべきルートは左俣であることは判っていたが、登る前に読んでいた概念図によると正規ルートは左側の尾根ルートに合流し、突き当たった雪壁を右に回り込んで稜線に出ることになっていたので、おそらく我々は右側にショートカットして正規ルートに合流するに違いないと考えていた。以降もトレースに沿って登っていく。かき氷で出来たような支持力の無い急な雪壁を登り、所々にシュルンドのような見えない落とし穴に嵌まり込みながら、スタカットで進む。「本当に源次郎尾根稜線に合流するのだろうか」という疑念が徐々に大きくなってきた。気温が上がるにつれて雪の状態は益々悪く、来た道を引き返すのは危険だ。雪崩れそうな大き急傾斜面をどうにか抜けて、午後になる頃から次第に斜度が緩くなり、一峰らしき頂きが近づいてきてようやく到着。いやー。ルートに戻れて良かった。しかし、ルンゼを登り切ってから一峰までのわずかな距離で大分時間を費やし、そしてこれから雪の腐る時間帯に一峰から二峰の雪稜を通過することとなってしまった。
 一峰の下降ではロープを外したが、二峰の登りから、雪の状態が悪いため再びスタカット。今回、30mロープ2本でやってきたため、スタカットではせいぜい20数メートルしかロープを伸ばせない。40~50mに1回程度スタンディングアックスビレーのセッティングを行うこととなり、時間と根気を大いに消耗した。
 二峰からの細い雪稜。藤さんがリードした後に私がフォローする時、「サングラスが曇って見えにくいな。」「バイルの流れ止めのロープがうまく手首に回らない。まっいいか。」「急いで行かなきゃ時間が無い。」などとよそ事を考えながら、小さな雪のステップに足をのせると、あっさりとステップごとズリ落ちた。藤さんがスノーバーで中間支点を構築してくれていたので落下距離は小さくてすんだが、一番緊張して臨むべきところだったのに情けない。外れたアイゼンを付け直して登り返したが、動揺で動きがぎこちない。ツルベでリードを交代するときに更にずっこけたが、どうにか二峰からの懸垂下降点まで辿りついた。約25mの懸垂下降。私が先に下降し、次に藤さんが下りてきたが忘れ物でプルージックで登り返し。私が落下したので藤さんも調子が狂ったのでしょう。ほんとに申し訳ないことでした。
 藤さんが下りてくるのを待ちながら、「天候は安定しているし、ルートには困難な場所は無さそうやけど、時間的に厳しいか」「明日、もう一度チャレンジするとか無理だろうか」と考えを巡らせていた。下りてきた藤さんは「まだワンチャンスあるんとちゃう」と言ってくれたので、チャレンジ続行決定。
 再スタート。気温が下がって雪が安定してきて歩きやすい。藤さんも調子よくずんずん登る。剱岳頂上に到着。斜めになった日差しがくっきりと山の端を照らして美しい。剱岳頂上からの景色を独り占めした気分だ。藤さんがフルーツ蜜豆の缶詰を開けてくれた。何という贅沢だろう。
 下山を開始。しばらくは緩やかに尾根を下るが、長次郎谷左俣のコルに下りるところが急な雪壁になっており、ロープを出すことにする。薄暗いながらも、まだ視界が効くうちで良かった。下部で大きなシュルンドにはまり込んだが、ロープをつけていたので助かった。
 ヘッドランプをつけて長次郎谷を下る。夜だというのに寒くなく、半月の明かりのおかげで山のシルエットがくっきりと見える。下りはじめは、腐った雪にはまりながらで思うように進まないので、比較的堅いデブリの上を行く。夜だというのにライチョウの鳴き声がする。雪解け水が流れる音、氷のブロックが崩れる気持ち悪い音。それ以外は静寂。ビバーグ体制で来てはいるが、穏やかな天候で、且つ安定した谷ルートだったので、ともかくテント場を目指して下る。時間の経過とともに気温が下がってきて、表面が凍って次第に歩きやすくなってきた。剱沢出合からが意外に遠い。ヘッドランプでは遠くの大きな地形が判らないので、どのあたりを歩いているのか判りにくい。ようやく 真砂沢のテント場に到着。ラーメンを作って酒を飲んで就寝。長い一日の終わり。
 
■5/5 ゆっくりと寝て停滞だ!と思っていたのに、明るくなると目が覚めてしまう。二度寝、三度寝を試みるも限界で行動した。昨晩の予定メニューだったカレーを食べて、今日の予定コース池ノ平往復は無理だが、途中の近藤岩まで景色を見に行くことにした。8:40に真砂沢を出発。剱沢を下ってのんびりと歩く。今日も良い天気で景色は最高。10時前に近藤岩に到着。北俣から三の窓を眺める。気温が上がってきて、三の窓雪渓の左側面からの大きな雪崩を目撃した。恐ろしい。引き返し、テント場に正午頃に到着。やっぱり疲れが残っている。しんどいけど、明日には天候が崩れるので、出来るだけ室堂に近づいて下山のことを考えておいた方が良い。テントを撤収して、剱沢小屋に向けて13時出発。今夜は小屋に入ってビールを飲もうなどと考えていた。
 昨夜下りてきた剱沢を再度登り返す。全装備を担いでいるのでペースはゆっくり。八つ峰の末端部が眺められる場所まできたら、対岸のルンゼで表層の雪が流れ出すのが見えた。これがいつまでも止まらない。速度のゆっくりとした雪崩状態となる。長治郎谷出合を通過したあたりで、剱沢上流側から4人の山岳警備隊員が走って下りてきた。一人は要救助者をのせるソリを担いでいた。警備隊員の内の一人が近づいてきて「長治郎谷からではないですね?」と尋ねたので、「違います」と答えると、そのまま走って長治郎谷へ向かっていった。長治郎谷で事故があった模様。剱沢小屋から走ってきたのか、すごい体力だなーっなんて話していた。
 剱沢は、剱岳山塊の南東面を西から東に流れる大きな谷間である。真砂沢出合付近が最も狭く、その上下流は幅の広い谷になっている。上流側の剱沢雪渓は斜面の上の方まで雪に埋め尽くされ、空の青と雪の白のみとモノトーンで、見ようによっては月面にいるような無機質な景色である。人と出会うことがほとんど無いため、余計に宇宙にいるような妄想が浮かんでくる。しばらく行くと、山岳警備隊員が更に2名下ってきた。
 剱沢小屋はまだだろうか。エアリアマップでは2時間と書いてあったと思ったが(後で3時間の間違いだったことが判明)。歩き出して4時間を過ぎて小屋らしいものが見えてきた。テント場についたのが18時前。テント場をうろつく人を捕まえて「小屋はどこですか?」と聞いてみると、このトレースを更に登って1時間以上はかかると思うとのこと。どうも剱御前小屋のことを言っているらしい。剱沢小屋は、やはり雪の下。営業していなかったのだ。思い込みというのは恐ろしい。小屋とビールを楽しみに歩いてきたが、仕方なくテントを張る。
 
■5/6 テントを撤収して出発。テント撤収時には雨が降り始めた。剱御前小屋までは雨は降ったり止んだりで、順調に登り1時間足らずで到着。小屋でしばらく休憩する。7時半ころに出発。乗越では風が集まって厳しい強風。雨が顔に当たって痛い。雷鳥沢は幅広くなだらかなので、どこを下っているのか判らない。トレースを見失ってしばしば雪に埋もれる。雷鳥沢の野営場の手前でライチョウを発見。少しずつ遠ざかっていくのを見て、藤さんが荷物を放り出してカメラを持って追いかけていった。げっ元気ですね。
 雷鳥沢ヒュッテに9時前に到着。これで娑婆に帰った気分だったが、ゴールはまだ遠かった。すっかり気が抜けてしまったのに、前線通過の影響で強風と土砂降りに見舞われて、ズタボロな感じ。室堂に10時到着。カッパを着ていても、靴の中を含め全てがびしょ濡れ。
 悪天候の影響か、アルペンルートの混雑は大したことが無く、トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーを乗り継ぎ、昼過ぎには扇沢の駐車場に戻ることが出来た。

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 今回明らかとなった自身の問題点・反省点を検証すると同時に、今回の山行は、私にとってどの過程もドキドキワクワクの連続で、まさに「山旅」とも言える楽しいものだった。
 最後に、藤さんには、企画の立案時から下山まで、終始、的確な示唆を頂きました。本当に有り難うございました。
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PS:管理人だす。どうもお疲れ様。
>空の青と雪の白のみとモノトーンで、見ようによっては月面にいるような無機質な景色・・・・
てのはpink floyd :wish you were here のCan you tell a green field from a cold steel rail?
A smile from a veil?
みたいでやんすな・・・・・・

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