2102年12月29・30日 赤岳・天狗尾根 西、吉
●12月29日
前夜大阪を発つ。美し森から林道をとぼとぼ歩きだす。前夜からだろうか、新雪が積もっている。長い林道と河原歩きで出会い小屋へ到着。小屋のすぐ後ろに天狗尾根が続いているが、右の沢を歩き、小ルンゼを上がって尾根にとりつく。そこからはひたすら苦しい急登。トレーニング不足か、雪山装備とギアを背負っての登りに苦しみながら歩く。時折見える八ヶ岳の美しい東面が心を癒やす。15時過ぎにようやくカニノハサミに到着。ユニークな岩峰。基部に一張分のスペースがあり、ここで幕営する。
今日は快晴だったが、夜になると風が強くなる。
●12月30日
明け方も風が強い。事前の天気予報も鑑み引き返した。
今年はこれで終わりですが、皆さま良いお年を。
南ア方面

出合小屋

八ヶ岳東面

富士山遠景

カニノハサミ
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2012年12月22日 比良・蓬莱山~打見山 藤、筒、吉
今冬になり幾度となく寒波が訪れ、雪山が期待できる。今シーズン初の雪山をということで比良に訪れる。
週半ばまで寒かったのだが、昨日から気温が高くなり強い雨が降っている。朝方も雨が残る。
湖西線で9時前に蓬莱駅に到着。小女郎谷沿いに舗装道路を歩く。1時間もすると舗装路が終わり、靴を履き替える。少しづつ雪が出てくるものの昨日からの雨のためかガサガサである。高度があがってくると雪の量も増えてきて冬山らしくなってくる。人気の山域なのだが今まで出会った登山者は1名のみ。静寂の雪山歩きを満喫する。
急登を超えると小女郎峠へと出た。アルペン的雰囲気で吹きっさらしの稜線は風が強い。一面銀世界だが、雪は水分を含んで重く、くぼ地は水たまりとなっている。ガスで白く展望がきかない。晴れていれば大展望が広がるところ。ぐしゃぐしゃ濡れながら登ると一転して喧噪の蓬莱山頂。大勢のボーダーが雪を楽しんでいた。ゲレンデには90年代の曲が流れ、バブル期の若かりし貧乏学生時代を思い出す。
ゲレンデ係員の指示に従ってルートをとり、打見山ゴンドラ駅で休憩、下山して志賀駅から帰阪した。近郊でボリュームある雪山が楽しめました。
準備をする

動物の足跡。鹿?

小女郎峠を越えた稜線

蓬莱山山頂
2012年12月16日 蓬莱峡 藤、西、筒、吉
今日は蓬莱峡で練習である。宝塚駅発9:15のバスはギュウギュウ、蓬莱峡の大広場は冬山練習の登山者で大賑わいである。
筒さんが冬山に初参入ということでアイゼンワークの練習を行う。ここは砂地で適度にアップダウンがあり、アイゼン練習には非常によい。展望のよい稜線の上から周りを眺める。昨日の雨も上がって天候が回復し、見晴らしがよい。
大屏風岩に移る。ここもロープがソーメン流しの状態である。唯一空いていたチムニールートを上がる。筒さんは見学。1本登って昼食とした。
その後座頭谷を上がり、船坂へ下山して宝塚で乾杯しました。皆さんお疲れ様。
大広場は大勢の登山者で賑わう

ルンゼを上がる

全景

大屏風岩

座頭谷から
2012年12月9日 六甲・摩耶山 筒、吉
今日は当初の予定を変更してハイキングとする。新神戸駅に9時集合、布引貯水池へゆっくり登り始める。今日から全国的に寒波に覆われるとの予報。幸い現時点で極端な寒さは感じない。木漏れ日の中を気持ちのよい道をのんびり歩く。筒さんと山談議しながら天狗道を歩いたら、あっという間に頂上に着いた。
頂上に着いたころから横殴りの雪が降り始める。積もるような雪ではないが、風も強く寒い!12月初旬の六甲であれば例年ここまで寒くないと思うが、今年の冬の厳しさを予感させる。北近畿はきっと大雪になっているだろう。
長峰山方向へ歩くことも考えていたが、寒いので上野道を下山した。下山すると下のほうは天候も穏やかであり、もみじが見事な紅葉を見せていた。
余談だが先週金曜日の東京出張の際、新幹線の車窓から比良、伊吹山、富士山が見えた。富士山は言うに及ばず、比良、伊吹山も上部が白くなっていた。今日からの寒波で一層雪が降ったであろう。本格的な雪山シーズン到来である。今シーズンはどこに行こうか楽しみだ。
布引の滝

布引貯水池

摩耶山頂上、パワースポットのような神秘的雰囲気。

上野道から。日差しが心地よい。

紅葉したもみじ。写真だと美しさが今一つ伝わらない…。
2012年11月9日 霧氷の大普賢岳 柴、中、石
もうすぐ六甲全山縦走も近くなりトレーニング&紅葉狩りもかねての登山。福井の荒島岳の予定だったが日本海側が天候悪そうなので変更して、晴れマークの奈良のお山へ六甲縦走メンバーで行ってきた。
青空、紅葉&ススキ、霧氷となんと運の良い日にいけたこと。私と相性がいいのかここは何回来ても晴れなのだ!!きつい登りを忘れ美しい霧氷に感動しながらの歩きだった。
9時に和佐又ヒュッテ前に到着。9時20分出発。晴れて気持ち良い。今日は頂上付近で霧氷がみられるとのこと(ヒュッテのおじさんが教えてくれた)。お昼頃には消えて無くなるかもなあ~。
歩き出したところで見える見える頂上の霧氷が・・間に合うかな。初めは緩やかな登りでブナ林が続く。日本岳の南面から西面へ回り込み急登を詰めると日本岳のコルに着く。左に行く鉄橋を渡り本峰の登りに入り鎖場を時々交えながらつづら折れの急坂を登って行く。傾斜がなだらかになった頃、山上ヶ岳から通じている大峰奥がけ道が右手から合流する。10分ほど登り詰めると山頂だ。大普賢岳山頂 12時00分着。
霧氷と青い空と紅葉はすばらしかった。シャツ一枚で登れるほど・・・。頂上、無風で持ってきたカップめんもゆっくり食べれた。お昼寝したいくらいのぽかぽか陽気なのに北側の霧氷はまだ解けていない。北には稲村ヶ岳、東には大台ヶ原の正木領、南にはハ経ヶ岳や釈迦岳、360度の大パノラマ。・・・絶景だよ・・・
足取り軽く飛び跳ねるように下山。和佐又ヒュッテ14時着。温泉は小鳩の湯。濁った湯の色が疲れた身体に効きそう~良い湯だ。お疲れさんでした。良い山行やった
2012年9月22日 初秋の雪彦山へ 柴、中、石
暑さも少しましになり涼しい風が心地よい季節になってきた。少し足を伸ばして~福崎まで来たがやっぱり空気がいいなあ。場山々も雨が多かったからかどこも緑が鮮やか。
登山道は、先日の大雨のせいか所々崩れて石がゴロゴロだ。雪彦山へは二回目。一般登山道でも何ヵ所か足がすくむ場所【ロープや鎖がありの岩場】があるけど、私はまだなんとか行けたが、だんだん無理になってくるのか (/ー ̄;)
スリル満点の下りが終わると水の流れる音が聞こえてくる。虹ヶ滝でほっと一息。汗だくの身体が冷やされる(^_^)/
帰りは地元温泉。雪彦温泉で身体を癒した。前に吉さんと七種山に行った時教えてもらったヤマサかまぼこの本店へ行き、夕飯のおかずはこれで決まりだ。
2012年12月2日 西山谷アイゼントレーニング 西、吉
今日は年末山行に備えてアイゼントレーニングとして西山谷へ向かう。9時に阪神御影駅に集合、バスで渦森橋まで行き、寒天橋で準備を行う。10時前に遡行開始。
紅葉の葉が絨毯のように落葉している。先週はさぞ素晴らしかったことだろうが、落葉の中を歩くのも趣がある。沢は冬としてはかなり水量が多かった。
今日はロープを出したのは西山大滝だけであった。愛情の滝を以前来た時以来直登を考えていたが、前回右岸側にあったはずの支点がない(リングボルトかハーケンかRCCだったかよく覚えてないが・・・)。右岸側だと登れそうなのだが、ランニングが取れないと躊躇する。随分時間をかけて探したのだが結局見当たらなく、あきらめて左岸を巻いた。
前回流木で通過が困難だった場所も伐採され通りやすくなっていた。最後のCS滝はハーケンにスリングがぶら下がっている。下部はハング気味なのでここはA1か。今度沢登りできた時是非登りたい。
大した藪もなく13時にあっさり天狗橋上のドライブウェイに抜けた。
六甲駅で軽く一杯飲みながら年末山行の計画を西さんと話ししました。
紅葉が美しい


水量が多い

西山大滝

大滝の登り

愛情の滝。以前は右岸に支点があったが…。

CS滝。右岸中間にハーケンとスリングがぶら下がっている。