FC2ブログ
阿弥陀岳南稜
2012 / 02 / 05 ( Sun )
2011年12月29~30日 阿弥陀岳南稜 西、吉

 今回の合宿は八ヶ岳でも人気ルートで爽快な雪稜である。28日東梅田22時発のクリスタルライナーで小淵沢に向かう。渋滞も無く順調に朝5時半には小淵沢ICに到着。西さんが予約したタクシーで舟山十字路へ。
 ゲートでは何台かの車が駐車されていた。準備をして6時半に出発。我々は広河原林道を進む。明確なトレースをすすむが、やがて林道が終了してしまい、沢へ入り込んでしまう。西さんがGPSで確認して、これはおかしい、と引き返す。右に進む進入路を見つけて稜線へのつづら折りの道を歩く。この道迷いで1時間ロスしてしまった。
 稜線へは直に到着したが、そこから立場山への樹林帯の登りが長くてうんざりする。雪は少なめである。11時近くに立場山にようやく到着。下写真のような大展望が広がり登高意欲をそそる。今日中に抜けられるだろうか。少し不安を感じたまま、アイゼン、ハーネスを装着して前進することとする。青ナギの気持ちの良い稜線を抜け、樹林帯を幾度か登り降りするとP1,P2のコル。すでにいくつかのパーティーがテントを張っていた。
 いよいよ岩稜帯に入る。特に困難なところも無く、核心部のP3に到着。巨大な岩峰で、迫力がある。基部をトラバースして裏側に回り込むと取りつき点があり、このルンゼを上がることとなる。ワイヤーとボルトがあり、ここで支点をとる。ここから登攀開始。1ピッチ目は私がリード。2,3mの岩場を越えて雪壁を登る。一部氷結した部分がいやらしかったが、途中中間支点もとれて40m伸ばし切ってリングボルトで一旦切る。つるべで西さんが2ピッチ目をリード、30m位登って確保。ここでロープを回収して、10mばかり登ると稜線に辿りついた。
 この頃には天候も悪くなり風が強くなる。慎重にP4の岩場を巻いて14時ごろに頂上に飛び出した。視界はないが、ここで握手。充実感がある。谷筋を降りて行者小屋には15時前には到着した。テントで乾杯。今日はうまい酒が飲めた。しかし、シュラフに入り酔いが覚めると寒さに震えた。雪は少なめだが、やはり八ヶ岳、寒さが厳しい。
 翌日は4時過ぎに起床。淡々と下山して順調に帰阪した。今回のルートは、難度は高くないが、豪快なすっきりした稜線を辿る事ができた。次はどこに行こうか楽しみができた。

阿弥陀

阿弥陀2
スポンサーサイト
10 : 33 : 35 | クライミング | page top
| ホーム |