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台高・ヌタハラ谷~桧塚
2016 / 09 / 01 ( Thu )
2016年8月27日 台高・ヌタハラ谷~桧塚   西

 26日22時に西宮を車で出発し、蓮ダム湖畔に24時30分に到着。道路が未舗装になる直前の広めの路肩に車を止めて仮眠。
 翌朝、5時30分頃に起きてヌタハラ谷出合付近まで移動。車を降りて林道脇を観察すると、やはり居ましたヤマビル。ヤマビル忌避剤「昼下がりのジョニー」を足元に吹き付けて6時30分出発。ヌタハラ谷作業道から杣道をたどって出発後10分もかからずに入渓。谷に入ると薄暗く肌寒い。色々な色や模様の岩を見ながらのんびりと登る。
 そろそろヌタハラ谷最大の夫婦滝が現れるかなっと思っていたら、流木や岩・土砂が谷全体を埋める大崩壊跡が突如出現。流木や岩の間を抜けて谷を遡ると、スギ・ヒノキが植林された左岸の斜面が尾根付近から深層崩壊している。この土砂崩積地の向こうに3段100mとも言われる夫婦滝の下端が見えた。滝の上の2段は左に屈曲していて下からは見えない。下段の35mは登れなくもなさそうだけど今日は一人なので左岸ガリーから巻くことにした。巻き道には明確な踏み跡も目印も無いようだ。ガリーが二股のルンゼ状に枝分かれするところまで登ったが、左側の斜面に取り付く場所が見当たらない。登ってきた道を戻りながらルートを探し、取りあえず斜面に取り付いてトラバースを開始。どうにか3段目の滝の上段に到着。滝がでかすぎて写真がうまく撮れない。2段目8mの斜爆を左岸から登り、上段55m滝の直下まできて「さーて、この後どうしよう」。左岸斜面を戻る感じでトラバース気味に登って岩場の上段に出るか・・。来るときもそうだったが、樹木の無い泥の急斜面があって気持ち悪いので、この案は却下。小岩が積み重なったようなカンテ状の岩場をよじ登ってみよう。岩にへばりついて樹木が点々と生えているのでモンキークライムで登れるのでは無いかという作戦にした。取り付いてみると岩が浮いていたり、抜けたりする。登っている途中で手をかけた石が動くのでズラすと裏側からマムシが出てきた。「マムシ恐るるに足らず」と普段から豪語していたが、身動きのとれない状況で目線の高さで遭遇すると、それなりに恐怖。マムシはいつものごとく逃げるでも無く、その場に居座っており、仕方なく体勢を変えて横をすり抜けることにした。あー、おとなしい奴でよかった。この後、傾斜の緩いところまでたどり着いて大きくトラバースし、さらにモンキークライム。やっとの事で明確な踏み跡にたどり着いた。これを辿って夫婦滝の上部に到着。緊張して疲労困憊。
 夫婦滝の上は傾斜が緩やかになって斜爆やナメ滝などが多く癒やされる。滝付近にはオタカラコウが群生して黄色い花を咲かせている。崩壊地には見慣れぬ赤い花のようなものが見える。近づいてみるとマルミノヤマゴボウだった。
 夫婦滝の次に大きい不動滝に辿り着き大休止。2段50mあるというが、水量が少なく迫力不足。最近局所的な大雨が多いけど総降雨量は少ないのだろうか。
 不動滝の巻きは難なく突破。以降もコウセ滝、ネコ滝、アザミ滝と落差のある滝が目白押し。いずれも巻くが、比良の沢と違って踏み跡もなくマークもないのでルートを探すのは面白い。
 最後の大滝、アザミ滝を巻いてから、少し登ると終了点の二股に到着。12時。ここから上部はシカの食べないイワヒメワラビばかりの背の低い草原に石灰岩の白い露岩が点在する高原様の景観になる。すっかり雲の中で霧雨が降っている。桧塚を目指して高い方へと登っていくと桧塚奥峰についてしまった。桧塚を経由して尾根筋のブナ林を縫う踏み跡を辿り、ヌタハラ谷作業道に。駐車場所に辿り着いたのは15時前だった。  

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