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霞沢岳西尾根 

2018年5月2日~4日 霞沢岳西尾根 西、吉

 今回はコンディションも悪く、体力的に厳しい山行になった。
 2日の夜行バスで梅田発。翌朝5時過ぎに大正池に着いた。結構強い雨で先が思いやられる。6時過ぎまで待っても雨が止まないので出発。
 太兵衛平からずるずる滑る急坂を上がるが、雪など全くない。踏み跡はあるが、ところどころ笹藪の藪漕ぎでずぶ濡れになる。上がっても上がっても雪が出てこないので、水が確保できるのか不安になる。テントサイトも見つかるだろうか。ここ数日異常な高温と雨で、雪がすっかり無くなってしまったのだろう。
 そのうち雨も止む。急な尾根を必死で上がり、2,000mを超えたところでようやくテントサイトが見つかった。雪も汚いが、まあ何とかなるだろう。まだ午前中で時間が早かったが、これ以上進んでも適地が見つかるかわからないので、ここで幕営する。明日はどうなるのだろう。
 夜半から気温が下がり、雪が降って様相が一変する。5:15出発。尾根自体は明瞭で淡々と上がるが、この先が問題。岩峰手前で森林限界を超えるとハイマツ、シャクナゲの猛烈な藪。岩峰自体はⅢ級もなく容易だが、ピークから先の尾根を見てうんざりする。黒々とびっしり灌木が張り付いている。普段豪雪で圧雪されて強く密集し、登りと反対方向に向かって倒れているので、体力を消耗する。GWの北アルプスで藪漕ぎとは、トホホである。雪がしっかりついていたら本当に快適な雪稜歩きだろうに、山頂手前までこんな感じ。
 8:30に頂上。真っ白で展望はない。写真を撮ってすぐ下山。岩峰を懸垂下降するのだが、最初にとろうとした支点は木が痛んでいる。要注意。
 10:50にテントサイトに戻って、片づけて下山。下山直後ルートファインディングで少し行ったり来たりしたが、ルートに戻れた。
 下山も苦しかった。荷物も重いし、とにかく新雪の笹薮が滑りやすい。泥と雪で団子状になった塊がアイゼンにしつこくくっつくので、腹が立つ。なんとか14時過ぎに太兵衛平に戻れた。
 タクシーで松本駅に向かう車内でようやくほっとし、冷静になる。いろいろ反省点があり、今後に活かさなくてはならない。ただ、コンディションが悪い中、協力して普段訪れない渋い山の頂に立てたのは有意義なことだ。西さん、ありがとうございました。

この雪で水をつくるのか…
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岩峰取り付き①
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岩峰取り付き②
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山頂①
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山頂②
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来た道を振り返る
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大阪同窓山岳会

Author:大阪同窓山岳会
大阪府山岳連盟所属の大阪同窓山岳会です。会員数14名の小さな会ですが、ハイキング、クライミング、沢、縦走、雪山と年間を通じて楽しんでます。集会は月1回梅田で行っています。会活動に興味のある方は、メニュー欄のカテゴリ「about us」を御参照ください。連絡先:dososangaku@gmail.com  です。

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