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横山岳西尾根 

2018年1月6、7日 横山岳西尾根  西、筒、吉

 豪雪のラッセルで大変苦労したが、その甲斐あって素晴らしい自然と触れ合うことができた。
 JR木ノ本駅からコミュニティバスに乗り、菅並東で下車。浄水場から尾根にダイレクトに上がる。藪の急登を上がると林道にぶつかり、ここから本格的な雪山が始まる。
 最初はガサガサの雪だったが、そのうち深くなり、わかんをつけてのラッセル。標高が上がるにつれ、吹き溜まりは股下まで沈む。3人で交代するがあまりスピードは上がらない。非常ーーにきびしーーい。
 今日は山頂をあきらめて970m付近で幕営することとした。971mピークは北西の風が強いので、少し下がった樹林帯を整地した。結果的に正解で、夜半は風が強かったがその影響を受けなかった。
 翌朝5:45出発。天気はまずまずよさそう。クラストしているのでアイゼンを装着した。雪庇が発達しているので慎重にラインどりをする。山頂直下の稜線はブナの樹氷と黎明のコントラストで本当に素晴らしい。ラッセルも苦にならない。1時間20分程で本峰到着。静かなブナ林の中、湖北、若狭、岐阜方面、比良、伊吹の雪山を眺める。
 東峰への縦走を考えたが、雪が深く時間がかかりそうなので、隣のピークまでとし、幕営地に引き返した。下山路は雪庇の発達してる様がよく分かる。あれほど苦労した登りも、下山はあっという間、早い時間のバスに乗って帰阪した。
 普段あまり訪れない湖北の雪山、素晴らしいフィールドなので、また訪れよう。

黎明1
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黎明2
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黎明3
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山頂
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北の山々
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ブナの稜線
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発達した雪庇
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大峰八経ヶ岳  

2017年12月23,24日 大峰八経ヶ岳 西、吉

 近畿地方最高峰の八経ヶ岳、昔一度訪れたが、積雪期は初めて。どんな様子だろう。
 近鉄下市口駅からバスで天川川合、身支度してゆっくり登り始める。荷物が重く、樹林帯の登りはきつい。2ピッチで栃尾辻。ここから積雪が増してくる。最初はあまり深く考えていなかったが、コースタイムより大部時間がかかっている。まだつかねえのかよ、もう疲れた、と思っていると二股になって一気に下りようやく狼平。弥山小屋まで行く予定だったが、もう16:15なのでここで泊まることにした。避難小屋はきれいで立派である。しかも我々の貸し切りでゆっくりできた。
 翌日は5:10発。トレースをたどると弥山小屋。かなり大きく、いったい何人宿泊できるのだろう。7時前に八経ヶ岳頂上に到着した。西日本なのでやや日の出が遅かったのも幸いして素晴らしいご来光を拝めた。天気予報では今一つだったが、ラッキーである。
 帰りは12:40のバスに乗るぞー!と疲れた体に鞭打ってぶっ飛ばした。天川川合のバス停に12:15到着。早く家に帰れるぞ、と思ったらこの時期には走ってなく、3時間後までバスはないとのこと。。。。。。
 近くの定食屋で高校駅伝を見ながら時間を過ごした。今回はラッキー、アンラッキーなことが入り混じった、静寂の雪山歩きが出来た。

稲村ヶ岳
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八経ヶ岳山頂
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ご来光
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弥山頂上
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八経ヶ岳を振り返る。
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比良αルンゼ 

2017年2月25日  比良αルンゼ   吉

 今日はコンディションがいいのではないか、と単独でαルンゼを訪れる。早朝の電車に乗って、8:40には取りつきについた。河原に降りるフェンスまではトレースがある。適度に硬くなった雪面をさくさく上がり、滝の岩登りを楽しもう、という私の勝手な思い込みは昨日のプレミアムフライデー料金と一緒で、世間は甘くなかった。
 取りつきからトレースが全く無い。谷筋だから雪も深いし、と、なると俺一人でラッセル!?二足歩行だと足元がずぶずぶ埋まるので、四つん這いになって五体投地ラッセルをする。これだとあまり沈まないが、昨日の疲れで腰がつらい。楽しみにしていた小ハング滝、チムニー滝、20m滝もみんな埋まっている。
 特に稜線手前は吹き溜まりが深く、疲れと共になんか腹が立ってきた。11:10過ぎに稜線に出たが、何時もはある明瞭な登山道の踏跡はなく、ただの広い雪面だ。とりあえずGPSで位置確認してさっさと降りた。
 1度目は大雪で谷すら入れず、2度目は雪解けが進んで濡れながらのクライミング、今回が上記のとおりで、なかなか冬はコンディション難しいね。

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岩籠山 

2017年2/3日~4日   福井県敦賀市 岩籠山   筒

●2/3(金)晴れ時々曇り
 9:20新疋田駅着。追分の集落を抜け国道161に出ると、渡った向こう側に道が続いてたのでそのまま道なりに行く。右側に鉄塔が近づいてきた、それを目指して道から外れる。イバラ混じりのヤブこぎイタタ、5分ほど登って鉄塔に出る。最初の目標はP414。少し下って登り返す。倒木やへこみでグズグズの雪にはまり出したのでスノーシューをはく。ゆるんだ雪、傾斜がきつくなると滑ってあっぷあっぷ。そりゃそうだ座布団はいてるようなもんだもん。今思うと雪グズグズの初め2時間くらいはツボ足の方がよかったかもしれない。幸いうっすらトレースあり、たどらせてもらう、ありがたや。雪も高度上げるにつれ締まってくる。P629.4に着いたのは13:00過ぎ、は~やっとここまで来た。パンとトマトジュースで大休止。南に90度曲がって岩籠へと続く白い尾根が、きれいに見える。一旦下って登り返すあの登りしんどそうやな~と口モグモグしながら思う。
 ザックしょいなおして再スタート。尾根の東側は木がなくて歩きやすいが、雪庇に用心して西寄りに行く。動物の足跡がカーブしながら登り降りしてる、ヒヅメのや、肉球小や肉球大。ヒヅメは沈んでるが肉球大の足(5cm位)は沈んでない、スノーシューももう沈まない。
 雪が締まって歩きやすい。休憩時しんどそうと思った登りも問題なく行けた。東側の山が見える。霊仙と伊吹はわかるがそれ以外の山はわからない。山のひだが重なりに重なって空の際まで続いてる。低山は雪がつくと起伏が見やすいなあ、としみじみ。インディアン平原を経て15:15岩籠山着。ぐるり360°展望。西の野坂岳りっぱ、北の敦賀湾深く入り込んでる、福井~湖北の山(山名不明)、琵琶湖を挟んで、高島トレイルの山(山名不明)。おうナイス絶景。
 山頂下ってテント張る。泊地はインディアンとP708の間の鞍部。張ったらまたインディアン~山頂散歩。夕日が雪に映って一時的に視界があかね色になった。晩ご飯は豚玉ぞうすい。しょっぱな水入れすぎたのが災いし、野菜・肉・米を入れたらすりきりいっぱい卵入る余裕なし。スプーンですくってはすする。アッチッチ。水位が下がった。ネバネバ野菜スープと卵投入。おいしかったけど、熱かった。次は水少なめスタートにします。満腹で19:30就寝。泊地はほぼ風無し、静か。上空も風はうなっていなかった。
 
●2/4(土)曇りのち晴れ
 5:30起床。朝ご飯は昨日と同じ豚玉ぞうすい。味はみそ汁。水少なめでうまく作れました。GPSで調べると日の出は6:58。6:50頃テントから出てインディアンへ上がる。私のスマホは寒さに弱い。街でも冷えたらとたんに電池残量1%カメラ機能使用不可になる。そういう時は貼るカイロやでと友達に教えてもらって今回試した、ちゃんと動いて写真撮れました。また山頂付近散歩。
 日が昇るとまぶしい。風もなくポカポカ陽気。インディアンの岩でしばらく三角座り。
8:00テント撤収8:30下山開始。ツボ足でいけるのでスノーシューはザックに横付け。駄口への登山道を下る。5パーティほど登って来た。トレースばっちり。P361.7を下って標高200付近、標識のある地点で登山道から左に外れる。標識から5mくらいはヤブで難儀したが、すぐに歩きやすくなった。北東に尾根を下ると深坂からの登山道につながった。道なりに進んで国道161に出たのが10:30過ぎ。往路をたどり新疋田へ帰った。持ってきた6本爪は使わずじまい。ストックが助かった。

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三周ヶ岳、美濃俣丸 

2016/3/11夜~3/13 三周ヶ岳、美濃俣丸
メンバー:島、筒

●1日目:広野ダム~夜叉ヶ池~三周ヶ岳~1125mピーク北の平坦地(泊)
前夜車にて今庄駅まで移動、25:30頃到着、駅近くで仮眠、AM7:00過ぎに起きる。
ゆっくり準備してから車で広野ダム先の林道を目指す。途中残雪が道を塞いでいたので、ダムから50m程入った場所で駐車、そこから歩いた。
長い林道の途中には廃村があった。登山口の神社からはすぐに雪道。沢沿いの急斜面にある登山道、雪面のトラバースで神経を使う。途中から登山道は完全に雪の下になった。トレースは無い。地形を見て進む。急登になると、道沿いに“池まで1500m”“池まで500m”の立て札。夜叉ヶ池までの距離が表示されている。稜線に上がる手前、夜叉ヶ池山に向かって左にトラバース。視界が開け、明るい稜線に夜叉ヶ池が現れた。池は雪の下。立て札にイモリやヤシャゲンゴロウがいると書いていたが確認できず。腹ペコにつき昼ご飯にする。

 夜叉ヶ池の岸から稜線まで、短いが雪が無く藪の中を進む。あっちが引っかかりこっちが引っかかり、たった数メートルだが苦労した。稜線は雪が無く登山道がはっきり。周りは全部山やまやま。見晴らしのいい稜線歩き。ピークをいくつか越え、三周ヶ岳山頂手前の鞍部で荷物をデポ、広い稜線を登る。途中には小さな雪庇も出ていた。山頂は雪に覆われ全てが雪の下、山頂のプレートがあるのかどうかもわからない。360度の展望を楽しむ。遠くは白山や琵琶湖、若狭湾まで見える。お天気に恵まれて良かった。

 その後デポした場所へ戻り、稜線目指してトラバース。ここからは地図とにらめっこ。樹林帯の中細かいアップダウンが連続する。ゆるい雪にはまる・抜け出すを繰り返しながら進む。進行方向に見える大きな山、それまでどこぞの遠い山だと思っていたその山が、美濃俣丸だと気付いたときは、開いた口がしばし塞がらなかった。地図読みできてなかった。
美濃俣丸はとても大きく遠く見えた。これは大変、今日のうちに進めるだけ進もうと意見一致し、薄暗くなるまで行動。1125mピークを巻き終わった平坦な場所で整地してテントを張った。水を持ってきたので雪を溶かす手間がない。夜は星空だった。

●2日目:1125mピーク北の平坦地~美濃俣丸~912mピーク~広野ダム
翌日も好天。朝、靴が凍って足の甲からあとが入らない。テントの中に入れていたのにカチッと凍った。イタイイタイと踏み込むこと小一時間、やっとこ足が靴におさまった。要した時間と痛さで雪山用登山靴の買い替えを決意。今のは化繊。次は皮にしてみよう。
昨日遠く見えた美濃俣丸、実際はそんなに時間はかからず登頂でき、ほっとする。美濃俣丸山頂でも360度の展望。山頂を出る前にこれから向かう1115mピークと912mピークの位置をしっかり確認した。正面には広野ダム湖が見える、あそこまで行かなくてはならない。

 稜線はシャクナゲが多く、雪があっても引っかかる。無雪期はしんどいなと思った。912mピークで美濃俣丸も見納め。あとは樹林帯の中を下る。すぐに雪がなくなってきた。地図を頼りに下るが、どんどん急斜面になっていく。地図読みに自信なくなる。急なガレ場を下り小さな谷をトラバースして、最後は鈴谷川と日野川の合流点で林道に下りた。登山道ない所の下り、足が疲れた。道があるという事はとてもありがたい事だと思った。そこから1時間程林道歩き。広野ダム近くの橋まで戻る。もうお昼を過ぎていた。ダムの管理事務所前からは登った美濃俣丸が良く見えた。事務所には管理人がおられて、ダムカードを貰った。 車に戻り、帰路、農産物直売所四季菜に寄り道。手作りおはぎが評判らしい。ついでにテントを張って乾かした。おはぎおいしかった。お腹落ち着き、テント乾いて帰った。

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プロフィール

大阪同窓山岳会

Author:大阪同窓山岳会
大阪府山岳連盟所属の大阪同窓山岳会です。会員数14名の小さな会ですが、ハイキング、クライミング、沢、縦走、雪山と年間を通じて楽しんでます。集会は月1回梅田で行っています。会活動に興味のある方は、メニュー欄のカテゴリ「about us」を御参照ください。連絡先:dososangaku@gmail.com  です。

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